大阪自閉スペクトラム症協会について
本協会は自閉スペクトラム症及び発達障がいの人たちに対して福祉の増進及び社会参加の促進を図ること、また会員相互の親睦を図り、広く社会に貢献することを目的とした当事者の親を中心とする会です。
【沿革】
- 昭和43年(1968年)
- 「大阪自閉症親の会」として発足
「自閉症児・者全国親の会」が結成され参加する - 平成元年(1989年)
- 「社団法人日本自閉症協会」発足
日本自閉症協会の「大阪支部」となる。 - 平成20年(2008年)
- 「大阪自閉症協会」として発足
- 平成26年(2014年)
- 日本自閉症協会が一般社団法人に移行
- 平成28年(2016年)
- 「一般社団法人大阪自閉スペクトラム症協会」となる。
一般社団法人大阪自閉スペクトラム症協会定款(クリックすると定款PDFが表示)
平成28年11月15日 公証人役場で認証
大阪自閉スペクトラム症協会会長ご挨拶
皆さま、この度、僭越ながら大阪自閉スペクトラム症協会の会長の任をお引き受けすることになりました片山です。就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
まず最初に、当会は、昨年9月、福田啓子さんという当会にとってかけがいのない方を失いました。福田さんの当会と当会会員のお子様、ご家族に対する深い愛情と、そのお気持ちで活動し、築き上げられた偉大な功績に心から感謝しご冥福をお祈りいたします。
福田さんご逝去の後、多くの会員さま、旧理事の皆さまのお知恵をお借りして、和泉前会長を始めとする新体制により、一般社団法人を維持し、これまでの活動をもう一度整理し、再び活発な活動ができるよう組織を見直し再スタートしました。
新体制になりましても、これまで通り、会員の皆さま、お子様、家族が直面する課題と困難に寄り添い、皆さんの声を届けるために全力を尽くす所存です。
そのため、新たな視点やアイデアを取り入れるために、常にメンバーの声に耳を傾け、どのような活動が会員の皆さま、子どもたちの役に立てられるのか?現在のニーズを丁寧に聞くために意見交換や情報共有を重視してまいります。
そして公的委員として、国・大阪府・大阪市の会議等に参画し、皆さまの声を政策に反映させ、教育機関、福祉機関、医療機関等へ届けられるよう努力いたします。
また、学識経験である立場を活かし、当分野で活躍中の著名な方々をお招きして講演会・学習会も引き続き行っていきたいと考えています。
もちろん、日本自閉症協会をはじめとする関連団体との交流も引き続き行います。
運営面においても、助成金や補助金などの獲得も目指したいと思います。そして、一人でも多くの方に会員になって頂けるよう、上記のような魅力ある活動を続け、会員数の増加を図りたいと思いますので、会員の皆様のより一層のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。
以上、簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただきます。
令和5年6月20日
会長 片山泰一